思い出した「時をかける少女」のあれ

チ:「未来でまってる」
マ:「すぐ行く、走っていく」

大変さわやかである。
さわやかはすばらしい。

「未来で待ってる」「すぐ行く、走って行く」
どんな時だって、千昭が「未来」で待っていると思えば
真琴は頑張れるはずだ。
最後の瞬間まで、一生をかけて走りつづけるのだろう。
新しい恋をして家庭を築いて、それでもきっと、
特別の人が待つ未来へ、生きた証を残すにちがいない。
未来に戻った千昭は、それを見るはずだ。
真琴の生涯よりさらに遠い未来で、
以前は無かったはずのそれを見るはずだ。
だが千昭にしてみれば、それは一瞬の出来事だろう。
そのとき千昭の心に、「すぐ行く。走って行く」という言葉が響くにちがいない。
つい今しがたまで目の前にいた、真琴の言葉だ。
それはまるで、真琴(の言葉)が、タイムリープしたかのようではないか。
生涯をかけて、一生をかけて、真琴が成し得た最後のタイムリープ…。
その時、真琴は、本当に時をかける少女になるのかもしれない。

http://alfalfa.livedoor.biz/archives/50987422.html

本当にさわやかなのはマコトの友人である。

マ:「私さぁ、ユリに言えなかったことがある。」
ユ:「・・なぁに?」
マ:「私、チアキのこと、好きだ。ごめん」

(感情を押し殺して)
ユ:「そっか、そうだと思った。」

親友のマコトと二人で同じ人を好きなってしまった。
おちゃらけていた。心を躍らせていた。
マコトが秘めた恋心を告げられた時。内心はたぶん動揺して、取り乱して。
でも押し殺して。彼女は何を守ろうとしたのだろうか?
誇り?友情?
なんてさわやか。。
うまく言えないや。

サントラ

サントラが切なすぎる。。。
「夏空」
個人的にはこの曲はHPに無断使用(ほぼクローズドなサイト)していたこと*1があって、
写真のページでBGMとして使ってた。その頃、見たもの、何かを感じさせたものを
あほみたいに撮影して載せてた。今でも見るとぐっとくる写真たち。
なんか思い出とリンクしてしまうのです。
ちょっと(個人的に。あくまで個人的に)テンションがおかしくなる曲ではある。
シンセの音がいい感じ。

*1:ajaxとかの実験サイト