明日から仕事なので早く寝たいけど寝れないので経済の本を読んでいる

株式を発行して会社が手にする金額は「募集金額」である。
上場会社であろうと非上場であろうと。株価が上がろうと払い込まれた金額が
上下するわけではない。ただ、次回に増資、減資する際には株価が高い方が良
かろうという話。資金調達が楽か否か、可能か不可能かという事実に直結する。
ここまではOK。市場が情報戦で実体経済に先行した状況を呈するとするならば
「経済の体温計」としてやはり東証の値は有用か。

サブプライムローンの2つの問題があるらしい

1.貸し付けの判断が甘すぎる
これは誰がどう見ても。何を目的として行っているのか、また、他のネット徘
徊でもアメリカの危うさからして今回の件は本当に「氷山の一角」らしいから
これから恐いところではある。
2.債権の証券化
奥田民法を読んだ程度だが債権は原理上債権者と債務者の個人的信頼によると
ころが大きく、「誰が」「誰に」の部分が大事なのである。債権債務を典型状況に落とし
込んでいくのはまぁ、好きにすればいいと思うけど債権を非個人的な物に(証
券)すり替えるのはやはり法原理的にイヤな感じだよね、とか。
法律畑は「ほらやっぱり」とかいってほくそ笑んでいるのだろうけど現場は死
にそうだから笑ってないで何卒武力介入よろしくお願いいたします、と言ったとこ
ろ。

もはや経済はうまく「金銭評価」出来ないのではないかという議論

良い物を作って売り出す、利益を得るって構造は温存だけれども「良い」とい
う価値判断が時代とともに変わってきていて、今までは金銭の多寡によって評
価が出来たけれど、これからうまくいきますかねぇと言う話なのだろう。
人々はコピーアンドペーストという技術が可能にした世界の形をもっとよく考
えた方がよいのかもしれない。逆説的に体感、と言うか「生」であることが価
値を帯びてきていたり何とか

音楽が売れないとか売れるとか

音楽は依然として興味領域なのだけれど。
「音楽が売れない」という事実を目の当たりにしたとき、じゃぁ今までのやり
方を変える事が必要じゃん!となるし、ジョブス御大などはすぐにやり方を変
えてくるだろうけど、未だに業界はオーディションとか、ライブハウスで盛り
上がってる奴を引き抜く、とかそんなことをしている。まぁそれはおいとくと
して、変れていく側の制作者は旧態依然なやり方に乗っかっていてはやべぇの
だからやっぱりやり方を変えていかないといけない。10年ぐらい前から一つの
方法として非大手、或いはただのアマが流通までたずさわってCDを販売してい
く「インディーズ」なんて物も出来てきたけど、さらに時代は進んでパッケー
ジCDが不要なんではないか?なんていわれ出した今日この頃。iTunesStoreとか
ニコニコ初音ミクあたりを見ているとなんだか動きだしているよね、って話。
古ぼけた構造で戦っていたらやばいですよ、なんて思う。(初音は結局パッケー
ジCDに持って行って終了なので中途半端ではある。)いやはやどうでもいい話。

差異こそ価値なり

なんて論断もあるけれども。ロングテールがドコまでも伸びるとか細分化の局
地とか、色々いわれてるけどとりあえずロングテールは今の所絵に描いた餅だ
そうで。このあたりかなりの部分をインターネットのアレコレと関係した問題
でどっちが主要因でこの事実が発生しているのかはまだ不透明なのかなぁみた
いな印象。インターネットのバックボーンにはGNUとかあるから。とりあえず
無償であることはとてもすばらしいのだけれどやっぱりいつか来た道で未だに
どうやって食っていくの?って問題は解決されないまま。

否、ちょっと違うのではないか。

新時代が来るとすれば、旧来の交換価値至上主義経済ってのが矢面に立ってい
るのかもしれないな、とか思ってしまう。ここまで来るとトンデモだけどパラ
ダイムのshift先としてはあり得るのかなぁ、なんて。マルクスのいってた遠
き未来ってのがここあたりに来るのかしら。なんて。

くどくど言ってるけど結局現実逃避なので

明日から仕事です。で、緊張してるから現実逃避しているのですね。アニメ見
て寝よう。マジで