Perfumeのご機嫌な攻撃力はモノラル的だからかもね

Perfumeを半ば食わず嫌いしていたのだけど、昨日から聞いてる。何周遅れっ
て。。。
ボーカルのクオリティ高い。ボーカルのボコーダーエフェクトは入力音声が確かで
「歌が魅力的でうまいから」成り立つって気付けた。
モーニング娘。のボーカルでボコーダーサウンドやったら申し訳ないけどうまくいかないはず
だろって、そういうこと。
思ったより作曲がシンプルなこと。ドラム、ベース、メイン+メインへのサブが
1本が2本ってので終始してる。強めのシンセ音なのでこれだけで結構音圧限界
まで持って行けてる。
メインのサブがあくまでサブで2本ある時はメインへのカウンターラインの脊
髄反射1および2ッテ感じでサブ同士、メインとの連携で有機的に絡み合って音
響構築なんて考えは毛頭無い感じ。
なんしかヘッドホンの左右を別個に聞いても印象が変わらんのよ。モノラル的。
1950年代の録音は基本モノラルでモノラルが故にパワフルなリズム感覚っての
があって今聞いても「かっこよい」ってみんな感じるし、実際に「パワフルなリ
ズムにするためにドラムパートをモノラルでミックスする」と編集作業では普通に教科書に載ってる。
作曲レベルとか音楽のあり方でシンプルな物をドーンって出すって方法論は60'sのロックには存在したあり方
で今でもやってる人たちがいるのだけど、Perfumeにも同じような感覚がある
ように思えた。ずいぶんとコワモテなやり方ではあるのだけど。
少なくとも受信側はperfumeのシンプルさがさわやかでご機嫌に体を揺らすの
です、って事だと思った。
Perfume良いよ。JPopのミックスじゃない。

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